ガラタサライ移籍を報じられるチャルハノール[写真]=Getty Images インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの発言について見解を示した。30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。
FIFAクラブワールドカップ2025の決勝トーナメント1回戦が30日に行われ、インテルはフルミネンセと対戦。試合開始早々に先制点を許すと、後半アディショナルタイムにダメ押しとなる追加点を奪われ、0−2で敗戦を喫している。
試合後、キャプテンを務めるラウタロ・マルティネスは、「残りたい者は残るべきであり、そうでない者はクラブを去るべきだ」とコメント。この発言は、ガラタサライ移籍が噂されているトルコ代表MFハカン・チャルハノールに向けられたものだと見られている。
そうしたなか、マロッタ会長も主将のコメントを受けて、「これはキャプテンの言葉であり、選手がもういたくないと思ったのであれば、去るのが当然であるという真理を強調したもの」と理解を示すと、「これはチャルハノールのことを指した発言だと思う。これから、全員にとって最善の方法を見つけたいと思う」と述べた。
また、チャルハノールの去就について問われた同会長は「現時点で、彼からは何の申し出もない。誰も『クラブを去りたい』とは言っていない」と説明。「これから数週間のうちに話し合いの場を持つつもりだ。彼が別の道を選ぶなら、それに応じるが、まだその段階にはない」と語った。
負傷の影響でクラブW杯を欠場したチャルハノールだが、インテルは同選手の移籍金として3000万ユーロ(約50億円)以上を求めているという。なお、現行契約は2027年6月まで残されている。
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