<阪神2−1巨人>◇1日◇甲子園
阪神はレジェンドが見守った「伝統の一戦」で勝利し、3連勝で首位を堅守した。貯金は再び2ケタの10となった。
初回、先頭近本光司外野手(30)が左前打で出塁し、2死二塁から佐藤輝明内野手(26)が、巨人西舘の内角カットボールに差し込まれながら右翼線に持っていく先制二塁打を放った。
さらに3回は、再び先頭の近本が右翼へ二塁打を放ちチャンスメーク。1死三塁で、森下翔太外野手(24)が遊撃手の頭上を越える左前適時打を放ち、リードを広げた。
先発の才木浩人投手(26)は5回5安打無失点で今季6勝目。4回に3安打を許して2死満塁のピンチを招くも、坂本をフォークで空振り三振に仕留め、粘りの投球を見せた。
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また2−1で迎えた8回には、石井大智投手(27)がマウンドへ。6月6日のオリックス戦(甲子園)で頭部打球を受けてから、この日1軍復帰。即登板すると、先頭の泉口をシンカーで左飛。吉川、増田陸と連打を浴びて1死一、二塁とされるも、中山を一ゴロに打ち取ると、最後は門脇を左飛に仕留め、球場のファンから大声援を送られた。
この日は、阪神球団創設90周年企画「タイガース レジェンズデー」の第4回が開催され「バックスクリーン3連発」をテーマに、伝説の3者連続アーチを記録したランディ・バース氏(71)、掛布雅之氏(70)、岡田彰布氏(67)が甲子園に集結。ホームランシーンを“再現”するという演出で沸かせたレジェンドに白星を贈った。
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