<楽天6−0ロッテ>◇1日◇楽天モバイルパーク
右手指先のコンディション不良で離脱していた楽天スペンサー・ハワード投手(28)が、無傷の4連勝を飾った。決勝打の渡辺佳明内野手(28)と上がったお立ち台では「今日は暑かったです。でも、皆さんの応援の方が熱かったです。ありがとうございました」と流ちょうな日本語でファンに感謝を伝えた。
多彩な決め球でロッテ打線を翻弄(ほんろう)した。初回、先頭藤原、2番寺地をいずれもチェンジアップで空振り三振。3番安田は152キロ直球で二ゴロに封じた。5回先頭の西川はナックルカーブで遊ゴロ、続く石川慎はスライダーで投ゴロに。5回2死からソトに初安打を浴びたものの、後続は断って1度も二塁を踏ませなかった。
復帰登板を6回2安打無失点6奪三振でまとめた。「基本的に自分のやるべきことは変わらない」と話した上で「野手の皆さんがいつも助けてくれる、自分が投げる時に打ってくれるので、野手の援護がとても自分の仕事を楽にしてくれてるなと感じてます」と笑顔で振り返った。
試合前日には岸孝之投手(40)の投球を想像しながら調整していたと明かしていた。「岸さんの投げ方は試合前のキャッチボールで意識してちょっと投げて。試合前のブルペンでもやってみたんですけど、あんまりうまくいかなかったので、自分の方に戻して。それは岸さんのせいではなくて自分のせいです(笑い)」と話した。
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