【ソフトバンク】中村晃が決勝犠飛「積極的にスイング」初球打ち 3度目で初めて北山に土つけた

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2025年07月01日 23:11  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ソフトバンク対日本ハム 6回裏ソフトバンク1死二、三塁、中村晃は先制の右犠飛を放つ(撮影・小沢裕)

<ソフトバンク1−0日本ハム>◇1日◇東京ドーム



ソフトバンク中村晃外野手(35)が唯一の得点をたたき出した。0−0で迎えた6回1死二、三塁。「みんなでつくったチャンスだったので。積極的にスイングを仕掛けようと」。日本ハム北山の初球150キロ直球を仕留め、右翼へ先制&決勝犠飛。有言実行の初球打ちで試合を決めた。「相手も北山投手という素晴らしい投手だった。何とか1点を取ることができて良かったです」。相手右腕には今季2戦2敗を喫し、3度目の対戦で初めて土をつけた。


今季は「代打1本」での勝負を決めていた。だが、チーム事情で開幕直後から先発起用が激増。ここまで63試合でスタメン出場し、不振の山川に代わって計20試合で4番にも座る。立ち位置が変わっても「いつも通り」と仕事人は動じない。むしろ「こんなに試合に出られるのはびっくりしています。幸せに感じて毎日やっています」。意気に感じ、勝負どころで結果を残し続けている。


この日は「ソフトバンクホークス誕生20周年デー」と銘打たれ、年1度の東京ドーム開催だった。お立ち台で「本当に先輩方が強いホークスを作ってこられて、それをしっかり継承できるように。これからも全員で頑張っていきたい」と力強く宣言した。タカ一筋18年。ベテランの背中が頼もしい。

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