<広島2−2ヤクルト>◇1日◇マツダスタジアム
負ければ、自力優勝消滅だったヤクルトは引き分けで踏みとどまった。延長12回、4時間8分の試合の末、2ー2で決着つかず。高津臣吾監督(56)は「(試合の)立ち上がりの野手、週の頭から6人の救援陣。勝てなかったですけど、よく負けなかった。いいゲームだったと思います」と汗をぬぐい、選手をたたえた。
幸先よく先手を取った。1回2死三塁、オスナが先制の左前適時打を放った。「初回から先制のチャンスで、大振りせず打つことができました」と振り返った。2試合連続完封負けで迎えた一戦で、チーム19イニングぶり得点を導いた。さらに1回2死一塁で、1カ月ぶり5番起用の山田が右越えの適時二塁打で続いた。
先発の吉村は7回7安打2失点だった。4回と6回にソロを浴びるも、走者を出してからは粘った。8回以降は星、荘司、大西、矢崎、木沢、石山とつなぎ、広島に点を与えなかった。
23年以降、3勝23敗3分けのマツダスタジアム。鬼門でしっかり耐えた。
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