アーセナル移籍が決定したケパ[写真]=Getty Images アーセナルは1日、チェルシーからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得したことを発表した。
現在30歳のケパは、アスレティック・ビルバオで注目を集めると、2018年夏にGK史上最高額の7100万ポンド(約139億円)の移籍金でチェルシーに加入。正守護神として迎え入れられるも、2019−20シーズン途中からは序列が低下し、2023−24シーズンはレアル・マドリード、今シーズンはボーンマスへとレンタル移籍していた。
今夏、ボーンマスでのレンタル期間を終えてチェルシーに復帰していたケパだが、クラブで構想外となっており、今夏中の退団が有力視されていた。現地時間1日午前には、自身の公式インスタグラムを通じて「ありがとう、チェルシー」と題し、別れのメッセージを投稿した。
6月上旬には、アーセナルがスペイン代表GKダビド・ラヤのバックアッパーを探していると報じられ、ケパの名前が候補に浮上。それ以降は交渉が順調に進められ、1日付けでアーセナル加入が正式に決定した。また、背番号は「13」を着用することも伝えられている。
ケパは移籍に際し、「ここに来ることができて本当にうれしい。とてもワクワクしているし、これから何が起こせるか楽しみにしている。ミケル(アルテタ)やイニャキ(カーニャGKコーチ)と話し時、クラブの野心や勝利への強い意欲を見せてくれた。僕たちは勝者へと近づいていると思うし、(タイトル獲得を)みんなで達成できると思うよ」とコメントを残した。
なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は500万ポンド(約9億8000万円)になることが報じられている。
【動画】アーセナルがケパ獲得を発表
Here to raise the levels.
Kepa Arrizabalaga is a Gunner. pic.twitter.com/8yMhga11ZC— Arsenal (@Arsenal) July 1, 2025