陸上の日本選手権が4日、東京・国立競技場で開幕する。
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注目種目の1つが800メートル。若き男女の日本記録保持者は、初の世界選手権を目指している。女子の久保凜は、高3となった今季も好調をキープ。昨年7月の日本記録(1分59秒93)には届いていないが、4〜5月の主要大会では5レース全てで2分2秒以内の好タイムを残した。シニア日本代表デビューとなった5月のアジア選手権では銀メダルを獲得した。
男子の落合晃(こう)は、新たな環境で力を高めてきた。今春から駅伝の名門の駒大へ進学し、大八木総監督に師事。距離の長い1500メートルの練習などを通じ、課題のスタミナ面を強化してきた。
2人は世界選手権の開催国枠エントリー設定記録を突破しており、日本選手権で優勝すれば代表入りへ前進するが、ともに参加標準記録の突破が目標。久保は1分59秒00、落合は1分44秒50をターゲットに定めている。
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