「なにやってもあかんわ」 昔ながらの“素朴なパズル”→まさかの難題に2900万表示の反響 「なにこれ面白そう」「難しすぎる」

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2025年07月02日 20:00  ねとらぼ

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木製パズル「箱入り娘の大家族」

 古典的な木製パズル「箱入り娘の大家族」が、近頃X(Twitter)で人気を呼んでいます。話題のきっかけになった投稿は、記事執筆時点で約2900万回表示されています。


【画像】まさかの難題


古典的パズル「箱入り娘」が大所帯に

 Xユーザーの「しをはら(@hakatano_shiwo)」さんが「家族たちがマジで手ごわくて気が狂いそうになる」と紹介したのは、「箱入り娘の大家族」。岐阜県の木工業者「さわたく工房(@Sawataku_koubou)」の商品(2500円)で、枠内のブロックを空きスペースへ動かして並び替える、「スライディングブロックパズル」の一種です。


 源流はヨーロッパで生まれたとされる「Klotski」。日本ではアレンジ版の「箱入り娘」が親しまれており、「大家族」はその発展形にあたります。


 もともとの箱入り娘は、家族や丁稚(でっち)、番頭などの“娘を囲って箱入りたらしめる要素”を動かして道を作り、「娘」のブロックを玄関(ゴール)から巣立たせるのが目的。「大家族」の場合は舞台が文字通り大所帯で、邪魔なブロックが大幅に増量されています。


 特にやっかいなのが「大番頭」で、幅が4マス分もある横長サイズ。横6マス・縦5マスしかないパズル盤のど真ん中に居座り、プレイヤーの手を煩わせます。


とにかく手ごわい!?

 しをはらさんがこれを「家族たちがマジで手強くて気が狂いそうになるので、パズル得意なフォロワーに攻略してほしい」「『なにやってもあかんわ』状態です」と投稿したところ、爆発的に拡散。「懐かしい」「難しすぎる」「すっごく面白そう」「めっちゃやりたいなぁこれ」と大きな反響を呼びました。その後、しをはらさんは無事クリアして娘を玄関から出すことができたようです。


大バズの影響で注文が殺到

 なお、この大反響を受けて、さわたく工房には注文が殺到。小規模の家族経営ゆえ、うれしい悲鳴を上げながら生産しているようです。


 心配する声もありますが、「元宮大工の父が手作業でも大量生産できるように考えて作っている」とのこと。Xでは「乗るしかねえ!このビックウェーブに!」とコメントしています。


協力:さわたく工房(@Sawataku_koubou)/画像提供:しをはら(@hakatano_shiwo)さん




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