
【動画】歌と映像で彩る異世界青春脱エンタテインメント『迷宮のしおり』特報
「マクロス」シリーズ、「アクエリオン」シリーズなど独創的なビジュアルと世界観を持つ数々のヒットアニメを手掛け、近年は大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務めたことも話題となっているアニメ監督・河森正治。
そんな河森監督の初となるオリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』は、“歌”と“SF”と“三角関係”というこれまでアニメファンを熱狂させてきた河森監督のヒットシリーズにおける三種の神器をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだ、ポップでちょっとホラーな異世界脱出劇。そんな物語を誰もが共感する青春賛歌に昇華させ、新たなフィールドへと挑む。
脚本を『revisions リヴィジョンズ』、『HUMAN LOST 人間失格』に携わった橋本太知が務め、キャラクターデザインを『マクロスF』、劇場版『マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』などで河森監督ともタッグを組んできた江端里沙が担当するなど、河森作品の集大成といえる豪華スタッフが集結した。
物語の主人公は、普通の女子高生の前澤栞(まえざわ・しおり)。ある日突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に。スマホを見ると、栞のSNSには身に覚えのない自身の写真が投稿されており…。突如現れたもう1人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする栞。SNS社会で本当に起こるかもしれない、異世界青春ファンタジーが幕を開ける。
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ティザービジュアルは、舞台となる横浜の街並みを背景に、スマホの中に取り込まれてしまう主人公・栞の姿がダイナミックに描かれたもの。
河森監督は「『迷宮のしおり』は、現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した“もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語です」と明かし、「自分にとって劇場版としては、初の完全オリジナルストーリーとなる本作。2人の“主人公”の対決の行方をぜひ見届けてください!」とメッセージを寄せている。
映画『迷宮のしおり』は、2026年1月全国公開。
※河森正治監督のコメント全文は以下の通り。
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■河森正治(監督)
『迷宮のしおり』は、現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した“もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語です。
スマホが割れるのは、自分の心が割れることかもしれない──。スマホの迷宮に閉じ込められた少女と、現実のヨコハマで暴走し始める“もうひとりの自分”。“心の異世界”と現実世界を行き来しながら、歌×ホラーで、感情は爆裂し、スタンプも飛び交うエモーショナルでポップなエンタテインメント作品を目指しています。
自分にとって劇場版としては、初の完全オリジナルストーリーとなる本作。2人の“主人公”の対決の行方をぜひ見届けてください!