<阪神1−0巨人>◇2日◇甲子園
阪神森下翔太外野手(24)が「神タッチ」でのホームインを振り返り、今までの野球人生では「あんなホームのクロスプレーはなかった」と語った。
0−0の8回2死一、二塁。大山悠輔内野手(30)の遊撃へのゴロがイレギュラーし巨人泉口が捕球できず、二塁走者の森下は一気に本塁へ向かった。
アウトのタイミングだったが、捕手甲斐のタッチを右に大きく回り込んで回避。オーバーした位置から再びはいつくばるようにベースへ向かった。
ミットが伸びてきたがタッチ寸前で左手を引き、そのまま体をねじって一塁方向から右腕をホームベースに伸ばした。
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1度はアウトと判定されたが藤川球児監督(44)がリクエストを要求。セーフに覆り1点を先制し、決勝点となった。
試合後に森下は「とっさの判断です。1点(で決まる)ゲームだと思ったので。本当に良かった」と胸をなで下ろし「もう一瞬で、必死だったというだけですね。なんとかホームベースを触るところだけを意識していました」と明かした。
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