
【写真】「ショーン・コムズ」フォトギャラリー
Varietyによると、性的人身売買と組織犯罪で有罪になった場合、最高刑である終身刑が科せられる可能性があったため、一部無罪の判決を受けると、コムズは拳を上げて喜び、家族や弁護士らも涙を流していたそうだ。売春に関与した罪の最高刑は禁錮10年であるため、最長で20年の懲役刑となる可能性があるという。
「フリークオフ」と呼ばれるドラッグ漬けのセックスパーティーを主催したとして訴追されていたコムズ。今年5月から、8週にわたって行われた裁判では、元恋人キャシーや、彼女の友人ケリー・モーガン、コムズの元個人秘書デヴィッド・ジェームズ、歌手のドーン・リチャード、コムズに雇われた男性セックスワーカーらが出廷し、コムズによる暴力を証言した。コムズはこれらの訴えを全て否定していた。
量刑言い渡しは10月3日に行われる予定。コムズの弁護士は保釈を求めていたが、2日午後、アラン・スブラマニアン判事は、コムズが保釈された場合、他者に危害を及ぼさないことを証明するのは不可能であるとし、これを却下。このまま勾留されることが決まった。