【DeNA】プロ初勝利なるか…今季初先発の小園健太が5回3失点、勝ち投手の権利を得て降板

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2025年07月03日 19:48  日刊スポーツ

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DeNA対中日 3回表、中日の攻撃を抑えガッツポーズで雄たけびを上げるDeNA小園(撮影・鈴木正人)

<DeNA−中日>◇3日◇横浜



今季初先発のDeNA小園健太投手(22)が5回3安打3失点の粘投でプロ初勝利の権利を持ったままマウンドを降りた。


1回先頭、中日上林を二ゴロ、続く田中を中飛に仕留めてテンポ良く5球で2死とした。


しかし続く岡林に四球を与えると、4番細川にも2球で追い込んでから3球目直球を左前打とされた。2死一、二塁となって前夜にも本塁打を放っていたボスラーへの3球目、133キロのスプリットチェンジアップを捉えられた。高く舞い上がって風にも乗って右中間席への先制3ランとされた。


ぼうぜんとしたような表情を浮かべた小園だったが、すぐに切り替えて続く板山を二ゴロに打ち取り、1回表の投球を終えた。その裏の攻撃で打線が同点に追い付くと、2回以降は気迫を前面に押し出しながら凡打を重ねた。


3回には1死から岡林に二塁打を打たれるも、4番細川、1打席目に3ランを被弾した5番ボスラーをスライダーで連続三振に仕留め、豪快なガッツポーズで感情を爆発させた。


打線は4回に井上が2戦連発となるソロで勝ち越しに成功。その裏の5回には2死から四球を与えるも、岡林を遊飛に仕留めて勝ち投手の権利を守り抜き、5回の打席で代打が送られてマウンドを退いた。

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