<阪神3−2巨人>◇3日◇甲子園
巨人がサヨナラ負けで、阪神に同一カード3連敗を喫した。同点の9回裏に登板したライデル・マルティネス投手が、無死満塁から阪神豊田に犠飛を打たれ、今季初失点となるサヨナラ打を浴びた。
今季初先発の横川凱投手(24)は粘りの投球を見せた。5回6安打2失点。87キロのスローカーブを駆使するなど、緩急自在の投球を見せた。登板最終回の5回には無死一、三塁から代打ヘルナンデスの右犠飛で同点に追いつかれたが、後続を抑え無失点。「初回に先制してもらってからテンポよく投げることができました。なんとか5回まで投げることができましたが、リードを守り切れなくて悔しいです」とコメントした。
打線は、この日プロ入り後初めて4番に座った増田陸内野手(25)が初回1死一、二塁から阪神先発伊原のカットボールを捉え、左翼フェンス直撃となる2点適時二塁打を放った。だが、2回以降は無得点に終わった。
阿部慎之助監督は「最善は尽くせたかなと思いますけどね。昨日からの流れって、やっぱりなかなかひっくり返せなかった」と敗戦を受け止めた。増田陸、門脇誠内野手(24)と体調面での途中交代が続いたことに「こういう外の球場でこういう暑さだし。そういうのも加味しなくちゃいけないんだけど。ちょっと内野手がこれじゃ、ちょっと困っちゃうんで、ちょっと考えようかなと思います」と悩みの表情。
|
|
甲子園での3連敗。「悔しい。なんとか勝たせてあげたい一心でやってるんだけどね。とにかくまだやり返せるチャンスあるしね。そう思って、他のチームとやるときに落とさないように。それだけですね」と雪辱を誓った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。