【巨人】守護神が今季初失点でサヨナラ負け…阿部監督「悔しい…まだやり返せるチャンスある」

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2025年07月03日 21:39  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

阪神対巨人 9回裏、阪神にサヨナラ負けを喫し、悔しそうに引き揚げる巨人マルティネス。左は坂本(撮影・前田充)

<阪神3−2巨人>◇3日◇甲子園



巨人がサヨナラ負けで、阪神に同一カード3連敗を喫した。同点の9回裏に登板したライデル・マルティネス投手が、無死満塁から阪神豊田に犠飛を打たれ、今季初失点となるサヨナラ打を浴びた。


今季初先発の横川凱投手(24)は粘りの投球を見せた。5回6安打2失点。87キロのスローカーブを駆使するなど、緩急自在の投球を見せた。登板最終回の5回には無死一、三塁から代打ヘルナンデスの右犠飛で同点に追いつかれたが、後続を抑え無失点。「初回に先制してもらってからテンポよく投げることができました。なんとか5回まで投げることができましたが、リードを守り切れなくて悔しいです」とコメントした。


打線は、この日プロ入り後初めて4番に座った増田陸内野手(25)が初回1死一、二塁から阪神先発伊原のカットボールを捉え、左翼フェンス直撃となる2点適時二塁打を放った。だが、2回以降は無得点に終わった。


阿部慎之助監督は「最善は尽くせたかなと思いますけどね。昨日からの流れって、やっぱりなかなかひっくり返せなかった」と敗戦を受け止めた。増田陸、門脇誠内野手(24)と体調面での途中交代が続いたことに「こういう外の球場でこういう暑さだし。そういうのも加味しなくちゃいけないんだけど。ちょっと内野手がこれじゃ、ちょっと困っちゃうんで、ちょっと考えようかなと思います」と悩みの表情。


甲子園での3連敗。「悔しい。なんとか勝たせてあげたい一心でやってるんだけどね。とにかくまだやり返せるチャンスあるしね。そう思って、他のチームとやるときに落とさないように。それだけですね」と雪辱を誓った。

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