ジョッタ急逝に政界からも追悼の声…イギリス首相「非常に衝撃的なニュース」　ポルトガル首相「突然で悲劇的」

　不慮の事故で急逝したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ（リヴァプール）に対し、イギリスのキア・スターマー首相らが追悼の意を示した。3日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　『BBC』などによると、現地時間の3日午前0時30分ごろ、ジョッタと弟のアンドレがスペインのサモラ州で車を運転中に交通事故に遭った模様。追い越し中にタイヤがパンクしたため道路から外れ、その後火災が発生したとみられる。この事故によりジョッタは28歳の若さで他界。26歳の弟アンドレも亡くなった。

　突然の訃報にサッカー界が悲しみを受けるなか、会見に出席したスターマー首相がジョッタの急逝についてコメント。「まずジョッタの話をしたい。これは非常に衝撃的なニュースだ。彼のご家族と友人に皆の思いが寄せられている。リヴァプールのファンだけでなく、サッカーファンやそれ以外の人々にとっても衝撃だろう。本当に悲劇的であり、この時期が彼のご家族やご友人にとってどれほど困難かを忘れてはならない」とメッセージを送った。

　また、ポルトガルのルイス・モンテネグロ首相も公式X（旧Twitter）を更新し、「ポルトガルの名を大いに高めてくれたアスリート、ディオゴ・ジョッタとその弟の訃報は、あまりにも突然で悲劇的だ。ご遺族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げる」と投稿。続けて「今日はポルトガル国内外のサッカー、そしてスポーツ界にとって悲しい一日だ」と追悼している。