【阪神】藤川監督がV犠飛豊田寛に耳打ち「1、2試合ヒットが出ないくらいで縮こまらないでと」

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2025年07月03日 22:36  日刊スポーツ

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阪神対巨人 サヨナラ犠飛を放ち、藤川監督とタッチを交わす阪神豊田(撮影・藤尾明華)

<阪神3−2巨人>◇3日◇甲子園



阪神が今季3度目のサヨナラ勝ちで5連勝とし、2位広島とのゲーム差を今季最大の5に広げた。貯金を12に伸ばし、5連勝は今季2度目、巨人戦も今季2度目の同一カード3連勝となった。


2−2で迎えた9回無死満塁、豊田寛外野手(28)が巨人の守護神マルティネスからサヨナラの中犠飛を放った。


豊田はこの打席まで2併殺と見逃し三振。藤川球児監督(44)は「本当に豊田の我慢強さ、自分でホーム刺して自分が出るんだということを示し続けて、それに野球の神様が最後打席与えたんじゃないですかね」とねぎらった。


4回の打席では、藤川監督が豊田へ声をかけるシーンも。「1打席、2打席、1試合、2試合ヒットが出ないぐらいで縮こまる必要はないし。それはどんな選手もそうなんですけどね、こちらが使う時にはどこどこまで使うと決めて最初からゲームに臨んでますから。縮こまらないでくれよと(笑い)」と背中を押していたことを明かした。


▽阪神豊田(9回無死満塁でプロ初のサヨナラ中犠飛)「最高にうれしいです。なんか…よく分かんないです(笑い)。チャンスをずっとつぶしてたんで、なんとかしてやりたいという気持ちで(打席に)立ちました」

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