リヴァプールで1年間共闘したスロット監督(左)とジョッタ(右) [写真]=Getty Images ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが交通事故で亡くなったことを受け、所属元のリヴァプールが4日(現地時間)にクラブ公式サイトを通してアルネ・スロット監督の声明を発表した。
ジョッタは、3日(現地時間)午前0時30分頃にスペインのサモラ州で高速道路を走行していたところ、交通事故に遭った。ジョッタは享年28歳、同情していた弟のアンドレも26歳の若さで亡くなった。ジョッタは先月6月に恋人との結婚式を終えたばかりで、3人の子どもがいる。
世界中から追悼の声が挙がるなか、リヴァプールで1年間共闘したスロット監督もクラブ公式サイトで声明を発表した。
「何を言えばいいのだろう? こんなにもショックと痛みが生々しい時、一体何を言えばいいのだろう? 言葉があればいいのにと思うけれど、ないのは分かっている」
「私が抱いているのは、私たちが心から愛した人物、選手、そして私たちが心から大切に思う家族について、多くの人が共有するであろう感情だけだ」
大きなショックを隠そうとしなかったスロット監督は、ジョッタの妻と子どもたちにもメッセージを送っている。
「彼らへのメッセージは明確だ。あなたたちは決して孤独ではない。リヴァプールの選手、スタッフ、サポーターは皆、あなたたちと共にいる」