小林友希がポーランド1部の強豪に完全移籍「自分の成長を…」 昨季ポルティモネンセで復活の狼煙

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2025年07月04日 12:15  サッカーキング

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小林が加入するポーランドの強豪・ヤギエロニア [写真]=Getty Images
 エクストラクラサ(ポーランド1部リーグ)に所属するヤギエロニア・ビャウィストクは4日(現地時間)、ポルティモネンセからDF小林友希を完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。

 ヤギエロニアのクラブ公式サイトによると、ヤギエロニアと小林は2028年6月30日までの契約を締結。契約には2029年6月30日までの延長オプションが付帯されている。なお、背番号は「4」に決定している。同サイトには、次のように小林のコメントが掲載されている。

「クラブへの加入をとても楽しみにしています。今日到着したばかりですが、街も人も、もう全てが気に入っています。移籍を心から嬉しく思います」

 小林はエクストラクラサのプレー環境について「ポルトガルよりもフィジカルが強いリーグだと思います」と分析。「昨季も、その前のスコットランドでも、様々なタイプのアタッカーと対戦しました」と語り「様々なタイプの選手に対して、どのように守備をうまく行うかを学びました。ヤギエロニアでは自分の成長を証明し、実力を示したいと思っています」と意気込んだ。

 2000年7月18日生まれの小林は、現在24歳。ヴィッセル神戸のアカデミーで育成を受け、2016年5月には高校1年生にしてトップチームに2種登録された。2019シーズンにはトップチームに正式昇格。FC町田ゼルビアや横浜FCへの期限付き移籍を経験しつつ、2022シーズンまで神戸に在籍した。

 2023年1月、小林はセルティックへ完全移籍して海外初挑戦に乗り出す。だが、セルティックでは出場機会を得られず(公式戦7試合出場)、2024年8月にはリーガ・ポルトガル2(ポルトガル2部リーグ)のポルティモネンセへ完全移籍した。ポルティモネンセでは加入初年度から主力として活躍し、公式戦26試合に出場。チームは降格圏ギリギリの15位でリーグ戦をフィニッシュしたものの、センターバックのファーストチョイスとして守備陣を支えた小林の健闘は光っていた。

 小林が加入するヤギエロニアは、ポーランド・カップおよびポーランド・スーパーカップを制したこともある強豪だ。2024−25シーズンにはUEFAカンファレンスリーグに出場し、リーグフェーズで9位となりノックアウトフェーズプレーオフに進出。最終的には準々決勝まで勝ち進んだだけでなく(ベティスに2戦合計スコア1−3で敗戦)、FWアフィミコ・プルルが通算8ゴールで大会得点王に輝くなど、大きな爪痕を残している。

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