ニューカッスルが獲得を狙うエランガ [写真]=Getty Images ニューカッスルがノッティンガム・フォレスト所属のスウェーデン代表FWアンソニー・エランガ獲得に向けた動きを強めているようだ。3日、『スカイスポーツ』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在23歳のエランガは2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーへ加入し、2020−21シーズンにトップチームデビューを飾った。同クラブで主力定着とはならず、2023年夏にノッティンガム・フォレストへ活躍の場を移し、ここまで公式戦通算82試合で11ゴール21アシストをマーク。2024−25シーズンは公式戦43試合で6ゴール12アシストと躍動し、チームの大躍進の原動力となった。
そんなエランガに熱烈な関心を寄せているのが、2024−25シーズンのカラバオカップ王者にして、プレミアリーグを5位で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したニューカッスル。先月下旬にかけては4500万ポンド(約89億円)の最初のオファーを提示したものの、ノッティンガム・フォレストに拒否されたことが報じられていた。
他の選択肢として、PSVのベルギー代表FWヨハン・バカヨコや、ドルトムントのドイツ代表FWカリム・アデイェミ、ウェストハムのガーナ代表FWモハメド・クドゥスらを検討していたニューカッスルだが、依然としてエランガが“トップターゲット”となっているようだ。報道によると、ニューカッスルは5500万ポンド(約108億円)のオファーを新たに提示し、クラブ間での交渉を進めているとのこと。6000万ポンド(約118億円)とされるノッティンガム・フォレストの要求額とは開きがあるが、ニューカッスル側は合意に達することができると楽観視しているという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ニューカッスルから5500万ポンド(約108億円)が提示され、ノッティンガム・フォレストとの交渉が進行中であると指摘。エランガはニューカッスルが提示したプロジェクトに魅力を感じており、個人的な条件に関する交渉は合意に近づいているようだ。