厳しい自然とともに暮らしながら、高い教育意識を育んできた北海道。私立高校においても学問に真摯に取り組む生徒が多く、優秀な人材が数多く在籍する学校もあります。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道在住の社会人を対象に「優秀な生徒が多いと思う北海道の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の社会人から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率13.6%の「立命館慶祥高校」でした。江別市に位置する立命館慶祥高校は、1935年に設立された「札幌高等計理学校」を前身とする私立高校です。「平和と民主主義」を教学理念に、チャレンジ精神に満ち、社会の変化に対応して自ら深く考え行動する、グローバル・シチズンシップを備えた「世界に通用する18歳」の育成を目標としています。
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文部科学省から3期目となる「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されていて、理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発や、大学との連携による先進的な理数系教育を展開。また、生徒自身の問題意識に応じて、ボツワナ・ベトナム・米国などの国から行き先を選択し、物事の本質に迫る海外研修が実施されているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は北海道大学・弘前大学、私立大学は立命館大学・早稲田大学・東京理科大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率22.8%の「函館ラ・サール高校」でした。函館市に位置する函館ラ・サール高校は、1960年に創立された私立高校です。「問題を抱えた子をあくまでも支援すること」「6年間を通しての道徳教育」「部活動の奨励」を実践することで、学力偏差値・進学実績至上主義にとらわれず、優れた人材の育成を目指しています。
中高一貫教育校となっていて、人間教育重視の教育を展開。全国から生徒が集まっており、多感な時期に集団での寮生活を送ることで、柔軟な人間関係力やコミュニケーション力を養っているところも特徴です。2024年度の大学入試では、北海道大学や東北大学などの難関国立大学にも合格者を出しています。
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