元“押し入れ”の雑多な収納棚→父娘のDIYで大変身! 雰囲気ガラリのアイデアに「思い付かなかった」「参考になった」

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2025年07月05日 10:15  ねとらぼ

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元“押し入れ”の雑多な収納棚→父娘のDIYで大変身!

 雑多な収納棚の目隠しとなるオシャレな“縦格子風の扉”をDIYで作る動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で4万2000回を超えています。


【画像】DIY後


 動画を投稿したのは、父「すけ」さんとその娘「ゆうな」さんによるYouTubeチャンネル「寿チャンネルDIY in沖縄」。築35年の家をリフォームしながらDIYの楽しさや工具の使い方などを発信しています。


 今回のDIYのテーマは「安く、簡単に」。材料費と工数を抑えながら収納スペースの前に引き違い戸を設けます。


 一般的な施工法ではドア部分をつる際に天つり用のレールを使いますが、その代わりとしてカーテンレールを用意。木材で本物の縦格子を作ると戸が重くなってしまうので、ベニヤ板の上に紙バンドを貼り“縦格子っぽいデザイン”に仕上げていきます。


 大小2種類のベニヤを組み合わせて1枚の戸を構成。ベニヤ板同士をつなげるジョイント部分や上下左右の端には「胴縁」と呼ばれる木材を使いました。


 上端の胴縁には複数のフックを設けてカーテンレールの各滑車と固定。力を分散させてレール本体や滑車が壊れるのを防ぎます。また、上からつるすだけだと戸の下側がブラブラ揺れてしまうので、下端の胴縁には溝を掘り、床にはスライドガイドピンを設置。ピンに沿って戸をスムーズに開閉させるのが狙いです。


 紙バンドに塗る接着剤との相性や費用を検討した結果、ダイソーの白い水性塗料を使うことに。必要な材料と道具をそろえたら、まずは寸法を測って幅870ミリ×高さ2327ミリとなるように、すけさんがベニヤ板をカットしました。


 ゆうなさんは塗装を担当。カットされた木材を研磨してベニヤ板の表側を白く塗り上げました。乾燥すると表面がけば立つので、紙やすりで再び研磨。二度塗りをして真っ白な戸を作り上げます。


 塗装の次は要となる紙バンド貼りです。バンド1本分の間隔を空けながら2本1セットでバンドを接着。24時間ずっと重しをのせてくっ付けると、白い板の上に黄色いしま模様が出来上がりました。


 胴縁に接着剤を塗ったら、浮かせているベニヤ板の真下へ滑り込ませて接着。本来はベニヤ板の裏面を上に向けてくっ付ける方が簡単ですが、この後にはクギで固定する作業が控えています。薄い板から厚い板へ通すようにクギを打つのが良いので、この向きで胴縁をくっ付けているそうです。


 黄色い紙バンドにメープルカラーの水性ニスを塗り、木材らしさを演出。収納棚にカーテンレールを設置し、上段の胴縁には一定の間隔でフックを取り付けました。


 ベニヤの端材で作ったスペーサーの上に戸をのせ、結束バンドで滑車とフックをしっかり固定。スペーサーを外して動きを確認した後、スライドガイドピンを床に取り付ければ完成です。


 狙いはばっちりで、レールとピンに沿って戸はスムーズに開閉。収納スペースの壁や内部の棚板と色合いがそろっている、オシャレな目隠しになりました!


 この動画のコメント欄には「すてきですね」「簡単で軽量! メチャクチャ参考になりました」「思い付かなかったです」「ふすま仕様からだいぶかわいくなってすごい。いろんな工具が見れてとても面白くためになりました」といった感想が寄せられています。


 2人はYouTubeチャンネル「寿チャンネルDIY in沖縄」とInstagram(@diy_kotobuki_in_okinawa)を更新中。家具のガタつきを直すテクニックやオシャレなトイレットペーパー棚の作り方などを公開しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「寿チャンネルDIY in沖縄」




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