陸上男子で、駒大3年時にエースとして箱根駅伝2区区間賞を獲得した田澤廉(24=トヨタ自動車)が、5日までに自身のインスタグラムを更新。自身の現状のコンディションを長文でつづった。
田澤は、4日開幕の日本選手権男子5000メートルに出場し、予選で14分6秒41と出遅れて2組13位。組6着以内の決勝進出条件に届かなかった。
田澤は「最近の自分の状態について、良い期間もあれば良くない期間もある中で、良くない期間も残そうと思い投稿します!」と始め「昨年1年を通して骨折や神経痛など怪我に悩まされて継続した練習ができずにいました」と報告。
「練習ができても余裕が全くなく、リカバリーよりダメージの方が上回ってしまって毎日の練習がいっぱいいっぱいの状態でした」とつらい1年間だったことを吐露した。
それでも「自分が本当に狙っている大会で結果を残すためにレースの感覚を積上げてくのは必要であると思い、金栗、ホクレン、日本選手権と今後結果を出すためのレースという位置付で出場しています。なので今は焦らず少しずつ戻している段階です」と計画は整っている。
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苦しい現状を長文で伝えた上で、最後には、ファンに向けて「苦しい期間でもたくさんの方々が応援してくださってるのを感じてそれが励みになっています! そして支えてくださっている方々に感謝しています」とし「結果が出た時にたくさんの方々と喜びを分かち合えるように日々の練習に取り組みます! 日本人初の26分台の目標に向かって」と明るい言葉で締めくくった。
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