【夏休みのお出かけ調査】7割超が計画中! 人気スポットや宿泊傾向は?

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2025年07月05日 12:20  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
アクトインディは2025年7月2日、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」にて、今年の夏休みはどこにお出かけする予定か、日帰りか宿泊旅行かなどについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開した。



同調査は2025年6月19日~6月25日、全国の会員を対象にインターネットで実施した。


まず、夏休みに子どもとお出かけの予定があるかについて尋ねた。



「出かける予定がある・検討している」家庭は73%と、7割を超える結果となった。一方で、「どこにも出かけない」はわずか2%にとどまり、多くの家庭が何らかのお出かけを計画している。



「まだ決めていない」という家庭も25%おり、これから夏休みにかけて予定を決めていくという家庭も少なくない。


夏休みのお出かけについて、「宿泊をともなう旅行を予定している」と答えた家庭は47%と、約半数にのぼった。



さらに、「日帰りも宿泊もどちらも検討している」家庭が34%で、宿泊旅行を視野に入れている家庭は全体の8割を超える結果となっている。



一方、「日帰りのみ」を予定している家庭は17%で、日帰りで気軽に楽しむ予定という家庭も見られた。


続いて、夏休みに予定しているお出かけ先について聞いた。



最も多かったのは「プール」(50%)。夏の定番レジャーとして、暑さを吹き飛ばす水遊びが圧倒的な人気を集めている。



次いで多かったのは、「テーマパーク・遊園地」(39%)。夏休み期間中は営業時間の延長やナイトイベントが行われる施設も多く、家族で一日中楽しめる魅力がある。さらに「お祭り」(34%)、「花火大会」(30%)と続き、夏の風物詩を楽しみにしている家庭も多数。

一方、「公園・総合公園」は29%にとどまった。他の季節では常に人気上位の公園が、例年の猛暑を考慮すると、真夏の屋外での滞在を避ける傾向が表れている。また、「海水浴場」(25%)についても、プールと比べて日陰やクールダウンできる設備が限られることから、より慎重に検討されている様子がうかがえる。


また、行きたい場所を自由回答で聞いたところ、「プール」や「テーマパーク」といった各地域の人気施設に加え、「グランピング」や「川遊び」など、避暑地での自然体験を楽しめる場所への関心もうかがえた。さらに、「大阪・関西万博」を挙げる声も複数あり、夏休みに訪問を検討している家庭も目立つ。



宿泊を伴う旅行に行く時期について尋ねたところ、最も多かったのは「8月中旬のお盆時期」(38%)でした。企業の休暇と学校の夏休みが重なるこの時期は、やはり家族の予定を合わせやすいタイミングであると考えられる。次いで「7月下旬」(35%)が続き、夏休みが始まってすぐのタイミングに旅行を計画する家庭も多いことがわかった。



また、「8月上旬(お盆前)」(30%)、「8月下旬」(29%)も3割前後の回答があり、夏休み期間を通じて宿泊旅行のタイミングが分散している様子がうかがえる。


宿泊旅行の行き先についてたずねたところ、「国内旅行」が95%と大多数を占めた。一方で、「海外旅行」は5%と少数にとどまっている。



ただ、海外旅行を予定している家庭からは、



子どもと長期の旅行に行けるのも今のうちだから



思い切って行こうと思った



子どもが中学生になったら、あまり出かけられなくなってしまうから



子どもに異文化体験をして欲しいから



こうした回答からは、「今しかできない」「今のうちに行っておきたい」といった思いや、家族のライフステージに応じた判断がうかがえる。最近では円高に転じつつある一方で、物価高が子育て世代を直撃している状況もあり、海外旅行の動向には今後も注目していきたいと思う。(花音)

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