

帰りの車のなかでは、イチカもニーナもほっとした様子で話していました。毎月の不快感に振り回されている娘たちにとっては、優しく相談にのってくれたことが大きな安心につながったようです。私は薬を処方してもらいました。



私はあらためてコタロウに感謝を伝えました。「いつも配慮してくれてありがとう。女性ばかりのなかで気を遣わせてごめんね。イチカとニーナも、コタロウがいつも陰でさりげなく動いてくれてること……ちゃんとわかっていたよ」

私たち3人が生理周期に振り回されてケンカになることは、あれから減ったように思います。自分の不調を自覚して、それぞれが工夫するようになったからかもしれません。
イライラを客観的に見られて、コントロールしようと思えるようになったことは大きな進歩です。ときにはクリニックで相談したり、薬でうまく不調に対応したりしながら、これからも家族で仲良くやっていければと思います。
イチカとニーナは、コタロウのさりげない気遣いにちゃんと気付いていたようです。黙って見守っていてくれたコタロウには心から感謝しています。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子