<陸上:日本選手権>◇5日◇第2日◇東京・国立競技場◇女子1500メートル予選1組
24年U20アジア選手権王者のドルーリー朱瑛里(17=岡山・津山高)が予選敗退となった。4分27秒35で13着。2年連続の決勝進出とはならなかった。
「悔しいレースとなった。自分の走り方を少し見失った時期もあった」と肩を落とした。今はフォームから見直し、ここ1週間は手応えもあったという。それでも自己ベスト(4分15秒50)には遠く及ばず「しっかりラストまで着いていくための練習と、自分のイメージする走りをしっかりかみ合わせていくことが必要だと思った」と受け止めた。
23年1月の都道府県対抗女子駅伝3区で区間新記録を樹立した逸材。同4月に津山高へ進学すると、高校2年時だった24年6月の日本選手権1500メートルでは高校生で唯一決勝へ残り、7位入賞を収めた。同8月のU20世界選手権にも初出場した。
今季は高校3年生。6月の中国高校総体(インターハイ)では800メートルで2分10秒86(4位)、1500メートルで4分30秒88(4位)となっており、今月下旬の全国高校総体(25〜29日)に2種目で出場する。
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今大会は9月の世界選手権東京大会の選考を兼ねる。すでに内定している5000メートルと2種目での代表入りを目指す田中希実(ニューバランス)は、全体トップの4分6秒69で突破。6日の決勝で3位以内となれば、代表入りが決まる。
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