四国の北西部にある「愛媛県」は、温暖で雨が少なく、みかんやいよかんといった柑橘類の生産が盛んなことで知られるエリアです。沖合にはいくつもの島があり、「瀬戸内しまなみ海道」を通じて広島県とつながっています。
それでは、愛媛県内のエリアで「地元民目線で住みやすいのはここ!」と思うのはどこですか? 編集部がピックアップした3つの市を紹介します。
愛媛県の県庁所在地である「松山市」は、夏目漱石の『坊ちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』などの文学作品の舞台となった街です。市内には日本最古の温泉といわれる「道後温泉」があり、四国屈指の観光地としても知られています。
人口は四国にある自治体の中で最も多く、生活や交通のインフラも充実。市内には南北にJR線が走っているほか、路線の一部が路面電車になっている伊予鉄道が市民の足として活用されています。
|
|
県北部にある「今治市」。四国と本州をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」があり、サイクリングコースが有名で「サイクリストの聖地」とされています。「大島」「伯方島」「大三島」といった島々も今治市の一部で、伯方島や大三島は「伯方の塩」の生産地として知られています。
また、昔から豊富な水資源を活用した織物産業が盛んで、「今治タオル」は愛媛を代表する地域ブランドとして有名。海や山の恵みが豊かな土地ゆえに、ゆったり暮らせそうですよね。
県の東部に位置する「西条市」は、南側に石鎚連峰が連なり、北側には瀬戸内海が広がる自然豊かな街です。西条市の特徴のひとつは、水資源が豊富なこと。市内の各地から湧き出す地下水は「うちぬき」と呼ばれ、生活や工業、農業などに幅広く活用されています。なかには水道代が0円のエリアもあるというのは、知らない人からすると驚くべきことかもしれません。
また、若い世代の移住支援に熱心で、就農支援や起業支援などに積極的という点も、暮らしやすさにプラスですよね。
愛媛県にある自治体のうち、「地元民から見て住みやすいのはここ!」と思うのはどこですか?
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。