久保凛が日本記録1分59秒52で連覇達成 !世界陸上参加標準に0秒52届かず【陸上・日本選手権】

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2025年07月05日 16:49  TBS NEWS DIG

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9月開催の東京2025世界陸上の代表選考を兼ねた日本選手権が5日、東京・国立競技場で行われ女子800m決勝で前回優勝の久保凛(17、東大阪大敬愛高)が日本記録となる1分59秒52で連覇した。世界陸上参加標準記録(1分59秒00)には0秒52届かなかった。

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オープンレーンで先頭に立った久保。最初の1周を58秒で通過すると最後の直線では他を引き離した。

レース後のインタビューで「優勝を目指していて、少し悔しいタイムでしたが、リラックスして自分の走りができたかなと思います」と決勝を振り返り、今後の世界の舞台に向けて「ここからもっと練習して自分のレベルを上げていきたいです」と意気込んだ。

男子800m決勝では、日本記録保持者の落合晃(18、駒大)が1分45秒93をマークし、大会2連覇を達成した。東京2025世界陸上参加標準記録(1分44秒50)には1秒以上届かなかったが、好走を見せた。

昨年の日本選手権を高校3年で初制覇した落合が、連覇を目指し決勝に臨んだ。前日の予選を全体トップの1分47秒13で突破した落合は、この日も先頭でレースを引っ張る。400mを51秒5で通過。残り200mを切って後続を突き放した落合は、1分45秒93の1着でフィニッシュした。

レース後、落合は「世界陸上の参加標準を目指して走ったんですけど、なかなかそこまで届かない走りをしてしまって、悔しい結果になりました」と、悔しさを滲ませた。それでも、「東京の世界陸上が行われる舞台で走れたことは、すごくいい経験になりましたし、また世界陸上でいい姿を見せられるようにしっかり進んでいきたい」と、前を向いた。

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