葬儀に参列したファン・ダイク(左)とロバートソン(奥) [写真]=Getty Images リヴァプールは、急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏の遺族に対し、同選手が受け取る予定だった残り2年分の給与を支払うようだ。5日、ポルトガル紙『レコルド』が報じた。
ジョッタ氏は3日、弟のアンドレ・シウヴァ氏とともにスペインで自動車事故に遭い、同乗していた弟のアンドレとともに帰らぬ人となった。28歳の若さで他界したジョッタ氏は、パートナーのルーテ・カルドーソさんと挙式したばかりで、2人の間には3人の子どもがいる。
『レコルド』紙によると、「リヴァプールはディオゴ・ジョッタを失ったことに深い悲しみを覚えており、同選手の死に対するクラブ全体の反応は、単なる追悼の域をはるかに超えている」模様。年俸728万ポンド(約14億円)とされる同選手の給料を契約残り2年分、その家族に支払うという決定がなされたという。
ジョッタ氏の葬儀はポルト近郊のゴンドマールにて行われており、リヴァプールからもアルネ・スロット監督ら一部の関係者が参列。キャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクはジョッタ氏の背番号「20」の花輪を、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは、アンドレ・シウヴァ氏がペナフィエル(ポルトガル2部)で着用していた背番号「30」の花輪を捧げた。
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Jordan Henderson visited Anfield today to pay his respects to friend and former teammate, Diogo Jota ❤️ pic.twitter.com/YN1V0YMNEu— Liverpool FC (@LFC) July 4, 2025