<DeNA−阪神>◇5日◇横浜
DeNAの犠打作戦がまたも失敗に終わった。2点を先制された直後の4回、先頭の桑原将志外野手(31)が阪神デュプランティエから左翼線二塁打を放ってチャンスメーク。2点を追う場面でベンチは度会隆輝外野手(22)に犠打を命じた。
度会は犠打を試みるも、捕手前に転がって失敗。桑原が二、三塁間に挟まれてタッチアウトとなった。
挟殺プレーの間に打者走者の度会は二塁を果敢に狙った。送球されて間一髪のタイミングでセーフ。阪神ベンチからリクエストが要求されるもリプレー検証の結果、セーフ判定のままとなった。
1死二塁から佐野は二ゴロ、2死三塁からは4番牧が空振り三振に倒れ、無得点に終わった。
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前日の同戦でもスクイズが失敗に。1点リードの7回無死一、三塁、打席の京田はバントの構えを見せ、セーフティースクイズをうかがう。さらにカウント2−1からの4球目、チームにとって今季初のスクイズを敢行。しかし変化球にファウルとなって追い込まれた。
その後ヒッティングに切り替えるも、一走・梶原がスタートを切った中で京田の当たりは平凡な二ゴロに。これに三走・山本が三本間で挟まれてタッチアウトで1死一、二塁とされた。続く代打筒香は空振り三振に倒れ、桑原も中飛で無得点。リードを広げられず、その裏に2失点で逆転され、9回に5失点で一気に突き放された。
試合後には三浦大輔監督(51)は「あそこ(7回)で取れなかったのが響きました。追加点欲しいところで取れなかったのは自分の責任だと思います」と話していた。
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