海と山に囲まれた多様な地形と、国際都市・神戸を擁する兵庫県。県内では、進学指導や探究的な学びに力を入れる私立高校も多く、全国レベルで活躍する優秀な生徒が数多く育っています。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の男女を対象に「優秀な生徒が多いと思う兵庫県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
兵庫県民から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率12.9%の「関西学院高等部」でした。
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西宮市に位置する関西学院高等部は、アメリカ・南メソジスト監督教会の宣教師によって、1889年に創立された「関西学院」を前身とする私立高校です。「Mastery for Service(奉仕のための練達)」をスクール・モットーとし、キリスト教を通じて、自分の生活と行動を律するしっかりした基準を持って生きる、自由な人間の育成を目標としています。
2年次から文系・理系のコースに分かれるほか、多くの授業で探究的な教育活動を展開。主体的な学びを加速させるため、新入生全員を対象に電子端末を必携化し、学校生活すべての場面で使用しているほか、積極的に「アクティブ・ラーニング型授業」を実施しているところも特徴です。定められた学業成績を満たし、人物や態度などが推薦に値すると判断された場合は、面接試験によって関西学院大学の各学部へ入学できます。
第1位は、得票率24.8%の「灘高校」でした。
神戸市東灘区に位置する灘高校は、1927年に創立された旧制「灘中学校」を前身とする私立高校です。「精力善用」「自他共栄」を校是に掲げ、自主性を重んじる自由で伸びやかな校風のもと、質の高い教育を行っています。
6年完全一貫教育を展開している、併設型の中学校・高等学校。中学校入学時に教員が担任団を組み、1つのチームとして6年間1つの学年を受け持つ「担任持ち上がり制」を採用しています。また、教師の指導に受動的に従うのではなく、自分で問題を発見して試行錯誤を重ね、解決の道筋を探す「主体的な学び」が奨励されているところも特徴。囲碁部が全国大会5連覇を達成するなど、部活動が活発なところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は東京大学・京都大学、私立大学は早稲田大学・慶應義塾大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
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