
6月29日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
とても孤独なので相談させてください。私は海外の大学で学んでいます。こちらの学校ではどの講義もグループワークがあり、学生たちでグループを作るのですが、私はいつも余ってしまいます。自分から積極的に声をかけてグループを作るようにしていますが、すぐに仲のいい子同士でグループができてしまい、なかなか入れません。前期のグループワークでは、どれも人一倍真面目におこない、グループとしていい成績を残しました。グループのメンバーも先生も、私の頑張りを認めてくれました。
それでも今期、私とグループワークしたい人がいなくて、とても悲しくなりました。会ったら話すし、一緒にカフェに行く学生はいますが、グループワークには誘われません。
「私ってゴミみたいな存在なのかな……」「なんでこんな思いをしなければならないのか」と自己憐憫とネガティブな思考が止まりません。でも、日本に帰ることもできません。いじめに遭っているわけではないのに、こんな弱い自分が情けないです
<江原からの回答>
もう少し、“ゆるさ”を持つべきかもしれませんね。いじめられているわけでも、仲が悪いわけでもないのでしょう? でも、ゆるさがない人って、時々お茶をする程度なら良いけれど、グループワークとなるとちょっと……というところがあるのかもしれません。
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あなたは、お友達と接するときに笑っていますか? グループワークになったとき「えー! 私も入れて、入れて!」と、笑いながら自分を落としてみてはどうでしょうか。自分を落とせない人って、やっぱり人からはちょっと煙たく思われるものです。自分を落としたところで、別になんともないじゃないですか。冗談っぽく「入れて、入れて! えーん!」くらいやってみても良いかもしれませんよ。
もしくは直接「なんで私はグループワークに入れてもらえないの?」と聞いてみてはどうでしょう。そこで、もし「ちょっとお堅くてウザいんだよね」と言われたとしても、自分を変えるきっかけになります。
自己憐憫とネガティブ思考が止まらない人って、そばにいたら面倒臭いですよ。悲壮感たっぷりに「私だけグループワークに入れてもらえません。私ってゴミみたいな存在なのかな……」と言っている人が近くにいたら、嫌でしょう? 一生懸命なのは良いことですが、自己憐憫、ネガティブ思考はダメです! 笑いましょう! それでいてお茶目に振る舞いましょう。
今のままじゃ、周りからすれば「はいはい、成績良くて良かったね」ということになっちゃうでしょう。あなたの努力をみんなが応援してくれるようなやり方をしないと。それには笑顔と“ゆるさ”が大切だと私は思います。
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奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「時に、“自分がどういう人間なのか?”、素直に聞いて受け入れてみましょう」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
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