特色ある自然環境で知られる沖縄県は、教育面でも独自の発展を遂げてきました。県内の公立高校では、地域課題への探究や国際的な視点を養う教育が進められていて、優秀な人材を育んでいます。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、沖縄県在住の40代を対象に「優秀な生徒が多いと思う沖縄県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の40代から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率16.4%の「開邦高校」でした。
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島尻郡南風原町に位置する開邦高校は、1986年に開校した県立高校です。校訓「開邦雄飛」のもと、「地域の教育資源を活用した教育を通じて、地域の未来を創造する意欲を持った生徒」「常に向上心を持ち、積極的な態度で臨む、将来の沖縄県をリードする人材」の育成を目標としています。
1年時は共通の内容を学び、2年次から「学術文科」「学術理科」に分かれる「学術探究科」と、「音楽コース」「美術コース」に分かれる「芸術科」の2学科を用意。芸術科美術コースでは、創造的表現に必要となる基本的な知識・技能、豊かな表現力や鑑賞能力を養っていて、生徒の作品が数々のコンクールで賞を獲得しています。
2025年の大学入試では、国公立大学は琉球大学・沖縄県立芸術大学、私立大学は早稲田大学・明治大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率24.6%の「那覇国際高校」でした。
那覇市に位置する那覇国際高校は、1998年に開校された県立高校です。「右文尚武」を校是、「自主・敬愛・飛躍」を校訓に、「地域の未来を創造する意欲を持った生徒」「他者と協働して課題解決を図れる生徒」の育成を目標としています。
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国際化や情報化の進展に対応できる教育環境を整えたインテリジェントスクールとして開校された学校で、創立当初から高度な情報機能を持つ校内ネットワークシステムを完備。フランス語・スペイン語・中国語から選択できる「第2外国語」の授業や、LL教室・同時通訳教室の設置など、英語をはじめとする外国語教育にも注力しています。
2025年の大学入試では、国公立大学は琉球大学・埼玉大学、私立大学は法政大学・沖縄大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
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