<日本ハム12−1楽天>◇5日◇エスコンフィールド
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が、“空にレイエス”とばかりに、今季初めて屋根が開いたエスコンフィールドでかっ飛ばした。
5点リードの6回2死二塁、楽天渡辺翔から左翼スタンド2階席まで届く豪快な15号2ラン。万波と並んでいたが、6月14日広島戦以来54打席ぶりの1発で再び単独トップとなり「しっかり捉えることができました。スゴイホームラン!」と歓喜した。
本塁打だけじゃない。2回にはバットを3つに折りながら投手強襲の内野安打。バットの破片と白球が内野を襲う“4分割打”で相手を幻惑し、一塁へ激走した。3回にも「いい当たりではありませんでしたが、ランナーをかえすバッティングができてよかった」と左前適時打も放ち、復調を印象づけた。
大差がついた8回にも集中力は切れることなく、カウント1−2と追い込まれながら、外角低めカットボールを右中間へ運ぶ二塁打で今季3度目の4安打。さらに続く水野の左越え二塁打で、巨体を揺らしながら11点目の生還。打って折って走って、今季最多18安打、12得点の打線をけん引し、快勝に貢献した。
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