<DeNA0−3阪神>◇5日◇横浜
DeNAが首位阪神に力負けした。阪神先発のデュプランティエを前に三塁すら踏ませてもらえず、3安打で今季14度目の完封負けとなった。
犠打作戦がまたも失敗に終わった。2点を先制された直後の4回、先頭の桑原将志外野手(31)が左翼線二塁打を放ってチャンスメーク。2点を追う場面でベンチは度会隆輝外野手(22)に犠打を命じた。
度会は犠打を試みるも、捕手前に転がって失敗。桑原が二、三塁間に挟まれてタッチアウトとなった。
挟殺プレーの間に打者走者の度会は二塁を果敢に狙った。送球されて間一髪のタイミングでセーフ。阪神ベンチからリクエストが要求されるもリプレー検証の結果、セーフ判定のままとなった。1死二塁から佐野は二ゴロに倒れ、2死三塁からは4番牧が空振り三振に倒れ、無得点に終わった。
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前日の同戦でも1点リードの7回無死一、三塁、京田がスクイズを決めきれず、結果的に無得点に。試合後に三浦監督は「あそこ(7回)で取れなかったのが響きました。追加点欲しいところで取れなかったのは自分の責任だと思います」と言葉を絞り出していたが、2日続けてもぎ取りに行った1点が遠かった。
6回には無死一、三塁からまたしても熊谷に適時打を浴びて3点差に広げられた。先発の大貫晋一投手(31)は6回10安打3失点。クオリティースタートは達成して試合は作るも、チームを白星に導く投球とはならなかった。「チームに良い流れをもたらすことができずに申し訳ない思いです。要所での変化球が自分の思うような投球にならなかったところは課題として、次の登板に生かしていきたいと思います」と前を向いた。
2番手以降の中継ぎ陣は、宮城、颯、プロ初登板のルーキー若松と無失点リレーをつないだが、打線がつながらず。1日以来4日ぶりに借金生活に逆戻りし、連敗で首位阪神とは7・5ゲーム差となった。
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