お馴染みのパフォーマンスでジョッタ氏を追悼したラウル・ヒメネス [写真]=Getty Images メキシコ代表FWラウル・ヒメネス(フルアム/イングランド)が、かつてのチームメイトで急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏に捧げるパフォーマンスを披露した。
北中米およびカリブ海諸島の国・地域によって争われるCONCACAFゴールドカップ決勝が6日に行われ、メキシコ代表はアメリカ代表と対戦。4分に先制点を許したが、27分にR・ヒメネスが同点弾を決めると、77分にはエドソン・アルバレスが勝ち越しゴールを挙げ、2−1で逆転勝利を収め、メキシコ代表は2大会連続で最多13回目となる大会制覇を果たした。
R・ヒメネスは2018−19シーズンから2年間、ウルヴァーハンプトンでジョッタ氏と一緒にプレーしていたが、そのジョッタ氏は3日にスペインで発生した悲劇的な自動車事故により、同乗していた弟アンドレとともに、28歳の若さで帰らぬ人となった。
これを受け、この試合が始まる前には、ジョッタ氏の名前が入った背番号「20」のユニフォームを着て、ピッチに登場したR・ヒメネスは、同点弾を決めると、チームメイトと試合を振り出しに戻したことを喜んだ後、ジョッタ氏のお馴染みのパフォーマンスとして知られるピッチに座ってテレビゲームをするパフォーマンスを披露。足元にはジョッタ氏の名前入りユニフォームも置いて、急逝したジョッタ氏を追悼した。
なお、CONCACAFゴールドカップ2連覇を達成したメキシコ代表は次戦、9月6日に国際親善試合で日本代表との対戦を予定している。
【動画】お馴染みのパフォーマンスでジョッタ氏を追悼したラウル・ヒメネス(43分35秒〜)