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元巨人監督の高橋由伸氏(50)が5日放送の「Going!Sports&News」に出演し、DeNA2年目の井上絢登内野手(25)が3日中日戦(横浜)で体勢を崩されながら放った2号ソロを解説した。
スタジオで高橋氏が実際にバットを持ち、選手になりきったつもりで解説する人気コーナー「憑依(ひょうい)解説」で実践しながら解説。
井上はカウント2−2から中日先発左腕マラーの6球目132キロ真ん中低めのスライダーを、やや前傾の体勢からすくって右翼席スタンドまで運んだ。
高橋氏は「腕だけで打ったように見えますが、右ひざで打ったホームランなんです」と説明。直球を打ちにいった力のこもった完璧なスイングだったが、変化球が来てタイミングを外されたという。タイミングを崩された場合、体重が流れて思うようなスイングができずに終わってしまうことが多いが「右ひざを踏ん張ることで、パワーをためて逃さずにバットに伝えられた」と分析した。
MCのくりぃむしちゅー上田晋也から「右ひざの粘りというのは、やはり体幹の強さや粘りが関係してくるんですか?」と質問されると、高橋氏は「そうですね。膝が折れると体幹の力も全部逃げてしまう。体幹の力で膝を止めたおかげで(力が)残っていたのがポイントだったと思います」と体勢を崩されながら放った1発の背景に右ひざの強さを挙げた。
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