
日本航空(JAL)は、再生医療に対応する細胞輸送サービス「J SOLUTIONS PHARMA CELLS」を開始した。
従来から取り扱いがある凍結細胞に加え、輸送時間に厳しい制約があり、取り扱いの難易度が高い生細胞や細胞由来製品の輸送にも対応する。最短で出発90分前の搬入、到着90分後の搬出が可能となるほか、汚染リスクを低減できるよう、他の貨物と隔離した輸送もできる。
JALグループでは、国際航空運送協会(IATA)のCEIV Pharma認証取得し、成田国際空港と関西国際空港では医薬専用庫を整備している。再生医療分野の市場規模は今後10年で10倍以上に拡大が見込まれていることから、次世代医療の発展に貢献し、社会課題の解決に貢献する。