バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第3週千葉大会(千葉ポートアリーナ)の開幕を翌日に控えた8日、千葉市内で前日会見が行われた。同大会に出場する日本、ポーランド、ブルガリア、ブラジル、フランス、韓国の代表が登壇。日本からは石川真佑主将(25)とフェルハト・アクバシュ監督(39)が出席し、意気込みを語った。
世界ランキング5位の日本は開幕5連勝を飾るなど、ここまで6勝2敗(勝ち点18)の5位と好調をキープする。アクバシュ監督は「1週目は非常に良いできで、2週目もとてもよかった。負け試合もあったが、戦う気持ちをずっと持っていた」と、ここまでの戦いぶりを高評価。開催国のポーランドを含む上位8カ国がファイナルラウンドに進むが、目線はさらに上を向いている。「3週目、ホームに帰ってきたので、ここではベストを尽くして観客を楽しませたいと思っているし、トップの成績で終えることも夢ではない。とにかく1歩ずつ良いバレーボールをしていきたい」と引き締めていた。
今季からキャプテンを務める石川は、ここまでチーム2位の123得点、全体3位のサービスエース13得点をマーク。守備でも、レシーブランキングで全体1位の成功率を記録するなど、攻守にわたり日の丸をけん引してきた。普段はイタリアリーグでプレーしており、日本でのプレーは久しぶり。「ホームで試合できることがうれしい。ファイナルラウンドにつながる試合なので、1戦1戦勝ち抜いていくことはすごく大切」と、母国でのさらなる活躍を誓った。
日本は9日に世界ランキング17位のフランスと、10日に同34位の韓国と、12日に同3位のポーランドと、13日に同2位のブラジルと対戦する。【勝部晃多】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。