
バレーボールのSAGA久光スプリングスは8日、長岡望悠(33)の退団を発表した。新シーズンの契約の交渉を続けていたというが「本人からの退団の意向を受けて契約を更新しないことで合意」した。
長岡望悠、2度の左膝前十字じん帯損傷からの代表復帰「思ってもなかったようなバレー人生」
長岡はSAGA久光のHPに「この辺りで一度、ひと息ついてみたいと思います。この機会に、これからも自分らしい道を進めるようにゆっくりと探す時間にしていきたいです。ここまで走り続けて来られたのは全ての皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。」と直筆でコメントを寄せた。
福岡県出身の長岡は、東九州龍谷高校(大分)時代に、春高バレー、インターハイ、国体の3冠を達成。卒業後は久光製薬スプリングス(現SAGA久光スプリングス)に進み、V・プレミアリーグではMVPを2回(2012/13、2015/16)獲得。日本代表では2016年のリオ五輪に出場しチーム最多得点の活躍を見せた。17年3月と18年12月に左膝前十字じん帯を2度損傷。その後も右膝を痛め東京五輪出場を逃したが、23年のネーションズリーグでは2018年の世界バレー以来、約5年振りの国際大会出場を果たした。
【長岡選手が寄せたコメント】
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いつも応援してくださっている皆さまへ
この辺りで一度、ひと息ついてみたいと思います。
この機会に、これからも自分らしい道を進めるように
ゆっくりと探す時間にしていきたいです。
この場をお借りして、お世話になった皆さまに
感謝申し上げます。
まずは、ずっと側で支え続けてくれた家族
そして、常に側でサポートし続けてくださった方々
お世話になった監督、コーチ、そしてチームメート
どんな時も変わらず応援し続けてくださったファンの皆さま
久光製薬様をはじめ、パートナー企業の皆さま
ここまで走り続けて来られたのは
全ての皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。
そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。
長岡望悠
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■長岡望悠(ながおか・みゆ)
1991年7月25日生まれ、福岡県出身。180センチ。東九州龍谷高校(大分)卒業。V・プレミアリーグMVP2回(2012/13、2015/16)、2014年AVCアジアクラブ選手権大会MVP獲得。2016年リオ五輪出場。左膝前十字じん帯を2度損傷も、23年ネーションズリーグで5年ぶりに国際大会出場。