【阪神】中野拓夢の広すぎる守備範囲 驚異のスピードと堅実さで菊池涼介とニンジャ対決

1

2025年07月08日 11:28  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

阪神中野拓夢(2025年6月26日撮影)

<広島−阪神>◇8日◇マツダスタジアム



セ・リーグの1位、2位対決は「ニンジャ」対決でもある。阪神中野拓夢内野手(29)の守備範囲が注目されている。


二塁コンバート3年目の今季は、外野に抜けそうな打球を止めるシーンが目立つ。守備力を示す指標は高く、その一方で失策はわずか1。スピードと堅実さを兼ね備えた動きが際立つ。


優勝した23年以来2度目のゴールデングラブ(GG)賞の期待が高まっている。23年も遊撃からコンバート1年目で好守備を連発。陰のMVPと評された。


6日のDeNA戦(横浜スタジアム)では宮崎の一、二塁間への打球を右翼の手前まで走って止めて、アウトにしたシーンが話題になった。その姿は広島菊池涼介(35)に重なる。中野がタイトル奪取する前年まで二塁で10年連続GG賞に輝いた名手の中の名手だ。


中野は脚力で広い範囲をカバーできるため、菊池のように位置取りもかなり深くなってきた。中野は「守りから(試合を作る)という意識をしっかりと持って、投手を助けられるような守備をしたい」と語っている。

このニュースに関するつぶやき

  • エリア51
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定