筋肉量、質ともに夏場のGIIIでは“別格の域” 馬体派記者が七夕賞で「不動の軸」に置いた一頭は

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2025年07月08日 20:45  netkeiba

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ドゥラドーレス(7月2日撮影、(c)netkeiba
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が7日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。13日(日)に福島競馬場で行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はドゥラドーレス(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)を1番手にピックアップし、開口一番に「美しいという言葉がぴったりの立ち姿」と絶賛。「全身から光沢感が出るほどに磨き上げられ、あばらがうっすらと浮かび上がるように皮膚も洗練されている」とし、「かといって細くも見せず、立ち姿勢はどっしり。聡明な顔も大物感を漂わせる」と期待を寄せた。屈腱炎の長期休養により、6歳でまだキャリア10戦。「トップラインは流麗で若々しい体つきをしている」と口にし、「筋肉量、質ともに夏場のGIIIでは別格の域」「明確に良化途上だった前走時より調教内容は各段に良くなっている」と太鼓判を押した。

 さらに続けて「レース適性にも不足はありません」と切り出し、「シルエットは半妹レガレイラと似通っており、脚長でありながら全体的にはコンパクト。有馬記念を勝った妹と同様に、コーナーリングでライバルに劣ることはないでしょう」と解説した。一方で、「レガレイラよりはパワーに寄った馬体で、一瞬の切れよりは600〜800mにかけて長くいい脚を使い続ける底力に長けたタイプ」と分析。「例年の七夕賞のようにハイペースの消耗戦になれば、勝利する可能性は非常に高い」「多少のハンデを背負わされようと不動の軸として信頼できる」とまとめた。

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