明治初期の就学率が高かったことなどから、「教育県信州」と呼ばれてきた長野県。2025年7月時点では、県立・市立あわせて約80校の公立高校が設置されており、地域の特性を生かした特色ある学びが行われている高校もあります。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、長野県在住の50代を対象に「長野県の公立高校で近年評価が高まっていると思う高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
長野県にある高校のうち、地元在住の50代から「近年評価が高まっていると思う高校」として支持を集めたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第1位には、得票率15.8%で2つの高校が並びました。1つ目は、長野市にある「長野高校」です。1884年に設置された「長野県中学校」を起源とする高校です。
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2014〜2018年度には、文部科学省より「第1期SGH(スーパーグローバルハイスクール)校」に指定され、さらに2019年度からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受けました。地域の将来像を見据え、地域課題の解決へ向けた提言をできる人材の育成を目指しています。
同率第1位の2校目は、松本市にある「松本深志高校」でした。1876年に開智学校内に設置された「第17番中学変則学校」を起源とし、2026年には創立150周年を迎える歴史ある高校です。校舎の一部は昭和初期に落成されたままの姿を今に伝えており、登録有形文化財に指定されています。
同校では、生徒の個性や能力の伸長発展を図ることや、生徒の自主性を尊重して自治の精神を育てることを大切にしています。校則や制服が無いことなどからも、その姿勢が伝わりますよね。生徒が主体性を持ち、学習や部活動、生徒会活動などに取り組む姿が、高い評価を得ているのかもしれません。
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