K-POPグループALLDAY PROJECT着用、日本のサッカーチームのユニフォームをリメイクして切り取った「Jap」のデザインが物議 ブランドが謝罪

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2025年07月09日 11:20  Fashionsnap.com

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投稿より


 男女混合5人組のK-POPグループ オールデイプロジェクト(ALLDAY PROJECT)のメンバーが音楽番組「SBS INKIGAYO」で着用した衣装に、日本人に対する蔑称「Jap」の文字があしらわれていたことが物議を醸している。これを受けて、同衣装を制作した「セルフファブ(selfFab.)」がインスタグラムの公式アカウントで謝罪した。

 オールデイプロジェクトは、ブラックピンク(BLACKPINK)を手掛けたプロデューサーTEDDYが代表を務めるTHE BLACK LABELからデビュー。番組ではデビューシングル「FAMOUS」を披露した。

 衣装を制作したセルフファブは、2018年に香港と上海で設立。ブランド名は「self Fabulous」の略で、自己表現のための美学を追求する姿勢を表しているという。「解体と構築ができる」服を軸に、アイテムを展開している。
 問題視されたのはヨンソが着用した衣装で、サッカー文化とその精神に敬意を表した「Remake Jersey」シリーズとして浦和レッズやサガン鳥栖といった日本サッカーチームのユニフォームをリメイクして作られた。「Jap」の文字はV・ファーレン長崎の胸スポンサーを務めるジャパネットホールディングスのロゴの一部を切り取ったものと見られる。
 セルフファブは、投稿で「日本の皆さま、そしてその文化に対して、私たちは常に深い尊敬の念を抱いています。今回の件で悲しい思いや誤解を生んでしまったことを、重く受け止めております」と謝罪。なお、「該当の衣装はリサイクルユニフォームを使用して再構築したもので、その過程で元の文字が誤って裁断され、結果的に一部の文化的文脈において不適切に解釈され得る表記となってしまいました」と説明しており、意図的な政治的メッセージは一切ないという。

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