【七夕賞】柴田大知騎手が約4年7カ月ぶりのJRA重賞制覇なるか コスモフリーゲンで一発狙う

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2025年07月09日 17:00  netkeiba

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七夕賞2025に出走予定のコスモフリーゲン(撮影:下野雄規)
 デビュー30年目の柴田大知騎手が、七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)のコスモフリーゲン(牡5、美浦・畠山吉宏厩舎)で5年ぶりのJRA重賞制覇を狙う。

 柴田騎手は77年6月18日、栃木県出身の48歳。96年に美浦・栗田博憲厩舎からデビュー。いわゆる「花の12期生」で、同期には福永祐一調教師や和田竜二騎手、そして双子の兄である柴田未崎元騎手がいる。JRA通算548勝。97年のラジオたんぱ賞のエアガッツで重賞初制覇。しかし、その後は勝利数が伸びず、03年以降は1桁、そして06年と07年は未勝利に終わる。

 そんな中、05年から参戦した障害での活躍が、浮上のきっかけとなった。11年の中山グランドジャンプのマジェスティバイオでGI初制覇を果たすと、13年にはNHKマイルCをマイネルホウオウで制し、平地GIタイトルもゲット。熊沢重文元騎手に次いで史上2人目となる平地障害双方のGI制覇という偉業を成し遂げた。ベテランの域に達し、23年以降は勝利数が1桁止まりだが、もうひと頑張りを期待したいところだ。

 七夕賞のパートナーはコスモフリーゲンだ。過去8戦のうち、7戦でコンビ。3勝クラスでは4着、2着、3着、2着と惜しいレースが続いていたが、前走のサンシャインSを快勝し、待望のオープン入りを決めた。2回の長期休養を乗り越え、今まさに充実期。今回は初の重賞チャレンジとなるが、恵量を味方に上位争いに持ち込めそうだ。

 柴田騎手は23年の京都2歳Sのコスモエスメラルダ(14着)以来、1年8カ月ぶりのJRA重賞参戦となる。20年のターコイズSのスマイルカナ以来、実に4年7カ月ぶりのJRA重賞制覇がかかる一戦。ベテラン健在をアピールする手綱捌きを期待したい。

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