【七夕賞】ウインドインハーヘア一族が福島重賞初制覇なるか 曾孫のドゥラドーレスが参戦

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2025年07月10日 12:00  netkeiba

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七夕賞2025に出走予定のドゥラドーレス(今年5月撮影、ユーザー提供:淳。さん)
 エプソムCで2着だったドゥラドーレス(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)が、七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を目指す。

 ドゥラドーレスは父ドゥラメンテ、母ロカ、母の父ハービンジャーの血統。母は15年のクイーンCの3着馬。半妹のレガレイラは23年のホープフルS、24年の有馬記念を制している。また、いとこのアーバンシックは24年の菊花賞、同じくステレンボッシュは24年の桜花賞の覇者。そして曾祖母は名繁殖牝馬のウインドインハーヘアなので、一族にはディープインパクトやブラックタイド、レイデオロやゴルトブリッツなどの名馬が並ぶ。

 ここまで10戦5勝。3歳時は毎日杯で3着、菊花賞で4着。その後は度重なる故障で出世が遅れたものの、今年2月の小倉日経賞でオープン初勝利を挙げた。さらに前走のエプソムCでも上がり3F最速を繰り出して2着に健闘。6歳夏を迎え、ようやく軌道に乗った印象がある。今回は初の福島がカギとなるが、立ち回り一つでチャンスがあるだろう。

 ウインドインハーヘアの一族はこれまでにJRA重賞を27勝している。しかし、福島に限ると延べ5頭が走り、21年のラジオNIKKEI賞のワールドリバイバルの2着が最高着順だ。名牝系に新たな勲章を加えることができるか。不屈の精神力で復活を果たしたドゥラドーレスの走りに期待したい。

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