アフリカンゴールド(ユーザー提供:ななみさん) 引退競走馬たちによる馬術大会「RRC(Retired Racehorse Cup)2025」の兵庫大会が11日(金)、13日(日)の2日間、兵庫県・三木市の三木ホースランドパークにて行われる。「引退競走馬杯」の名前でも知られるRRCは2018年度より実施。競馬界を引退した競走馬が乗馬、馬術で活躍する機会を設け、セカンドキャリアの形成、リトレーニング技術向上のほか、乗馬や馬術のファン拡大を目的とする。
大会には競馬ファンから人気が高かった馬、オープンクラスで活躍した馬も出場。11日(金)の馬場馬術には川田将雅騎手がミッキーメテオとのコンビで挑むほか、20年の中京記念を最低人気で制したメイケイダイハード、23年の目黒記念で2着のディアスティマ、昨年の鳴尾記念で3着に入ったエアサージュなどがエントリーしている。
2日目の13日(日)は障害馬術が行われる。天皇賞(春)で3年連続2着になるなど、“プボ”の愛称で親しまれたディープボンドが参加。また、中央競馬ピーアール・センター企画で行われた「アイドルホースオーディション2023」で現役馬部門1位となり、ぬいぐるみにもなったアフリカンゴールドの名前もある。
ほかには、阪神競馬場の現役誘導馬ホウオウジョルノ、20年のサマーチャンピオン覇者サヴィなど。芝中距離で4勝を挙げ、オープンまで勝ち上がったヒルノダカールは馬場馬術、障害馬術の両方に出場する。競技は11日(金)、13日(日)ともに13時から。