米Googleは7月9日、「Pixel Watch」などのWear OS搭載スマートウォッチで、AIアシスタント「Gemini」が利用できるようになったと発表した。「OK Google」と話しかけることで、スマートウォッチからGeminiにアクセスできる。
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対象はWear OS 4以降を搭載した端末で、今後数週間以内に段階的に配信する。国内では、Pixel Watchの全世代に加え、韓国Samsung Electronics製の「Galaxy Watch」の一部モデルが対応する。Wear OS 6対応デバイスでは、各ブランド独自のアプリも引き続き利用できる。
起動方法は「OK Google」と話しかけるか、サイドボタンの長押し、Geminiアプリアイコンのタップのいずれかだ。散歩中に「今日は傘が必要?」と質問したり、「エミリーがメールで教えてくれたカフェはどこ?」と尋ねたりすることで、移動中でも情報を取得できるという。
アプリを横断した操作にも対応する。ランニング中に「1km6分ペースのランニング用にプレイリストを作って」と依頼し、YouTube Musicでカスタムプレイリストを作成したり、「来週の日曜日午後1時に、息子の野球の試合をカレンダーに追加して」と、Googleカレンダーに予定を登録したり、予定に間に合うように出発できるよう「今日予約している歯医者の住所は?そこまで案内して」と話しかけたりできる。
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リマインダー機能として、「今日は43番のロッカーを使っていることを覚えておいて」「4階の27番に駐車したことを覚えておいて」といった一時的な情報を記録できる。「仕事が終わったら食料品の買い物に行くことをリマインドして」のようなタイムリーなリマインダー設定にも対応する。
なお、これらのGoogleサービス連携機能を使うには、ペアリングしたスマートフォンでGeminiアプリの設定を有効にし、必要な権限を許可する必要がある。
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