チェルヴァーラの半姉チェルヴィニア(今年6月撮影、ユーザー提供:ひひひさん) GI・2勝のチェルヴィニアの半弟となるチェルヴァーラ(牡2、栗東・松下武士厩舎)が、日曜小倉5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。
チェルヴァーラは父エピファネイア、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハの血統。母は16年のフローラSの覇者で、オークスはシンハライトの2着だった。そして半姉のチェルヴィニアは24年のオークスと秋華賞の勝ち馬。半兄のノッキングポイントは23年の新潟記念を制している。遡れば祖母のハッピーパスは03年の京都牝馬Sの覇者、そして曾祖母は名繁殖牝馬のハッピートレイルズなので、93年のマイルCSなど重賞6勝のシンコウラブリイ、05年のセントライト記念など重賞2勝のキングストレイルなどと同牝系となる。
ここまで坂路とCWを併用し、しっかりと乗り込まれてきた。時計も優に合格点で、態勢は整っている。姉の初陣は後の活躍を考えると意外な2着だったが、弟は通過点としてくれるはずだ。
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