人慣れした大きなイカが、人の手からエサをもらう瞬間の様子がInstagramに投稿されました。思わず背筋がゾワッとする光景が国内外で反響を呼び、記事執筆時点で2030万回以上の再生数と99万件以上の“いいね”を獲得しています。ゆ、夢に出そうな食事風景……!
投稿したのは、「奄美漁業協同組合」に所属する漁師・いしょしゃ(@ishosha.13)さん。今回注目を集めたのは、漁で捕まえて“いけす”で保管しているモンゴウイカにエサをやる様子です。
イカの中でもモンゴウイカは知能が高く、人に慣れやすい傾向があると言われています。こちらのイカさんもいしょしゃさんに慣れている様子。魚の切り身を水面にちょんちょんとつけてごはんの合図を送ると、スイーッと近づいてきました。
手に持ったままの切り身を確認すると、イカさんは少し後ろに下がります。そして、次の瞬間……2本の腕を長く伸ばし、素早く切り身を捕獲! 突如びよーんと現れたイカの腕に驚きが隠せません。びっくりした……!!
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イカさんが伸ばしたのは「触腕(しょくわん)」と呼ばれる部位で、獲物を捕獲するときに使われるものとのこと。タコは足が8本、イカは足が10本なんて言われますが、イカは10本のうち2本が触腕のため、正式にはイカの足もタコと同じ8本だといいます。
その後、イカさんは切り身をおいしそうにモグモグ。ペットのように手からエサをもらう姿はかわいいと感じますが、受け取り方は少々おっかないイカさんなのでした。
動画のコメント欄には「エイリアンみたい」「なんだこれ!?」「びっくりした」と驚く声が続出。イカの動きを「かっこいい」「本物のポケモンだ」と感じた人もいれば、人に良く慣れた様子を「めっちゃかわいい!」と感じる人もいるようです。動画には日本語だけでなく、さまざまな国の言葉でコメントが寄せられています。
いしょしゃさんは、この他にも魚のさばき方や素もぐり漁の様子などをInstagram(@ishosha.13)とYouTubeチャンネル「いしょしゃ」で公開中。また、この動画以外にも人馴れしたイカの動画を多数アップしています。
画像提供:いしょしゃ(@ishosha.13)さん
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