北斗特別2025に出走予定のアルマデオロ(今年6月撮影、ユーザー提供:きゃっぷさん) 名馬キタサンブラックの半弟となるアルマデオロ(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、土曜函館9Rの北斗特別(3歳上・1勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。
アルマデオロは父レイデオロ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックは16年と17年の天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬。種牡馬としてもイクイノックスやクロワデュノール、ソールオリエンスやウィルソンテソーロを送り出し、大成功を収めている。また、同じく半兄のシュガークンは24年の青葉賞の覇者。ショウナンバッハとエブリワンブラックもオープンまで出世している。馬名はスペイン語で「黄金の魂」。ユニオンオーナーズクラブにおいて総額1億円で募集された。
ここまで6戦1勝。デビューからワンパンチ足りないレースが続いたが、徐々に力を付けてきた。そして前走で待望の初勝利。それもこれまでのうっ憤を晴らすような2馬身半差の圧勝だからインパクトがあった。今回は昇級戦となるが、これといった強敵は不在。引き続き武豊騎手とのコンビで、秋につながる2連勝といきたい。