【バレー】石川真佑、チームトップ12得点も「成長しないといけない」ファイナルRへ収穫と課題

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2025年07月13日 23:39  日刊スポーツ

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日本対ブラジル第1セット、スパイクを放つ石川(撮影・増田悦実)

<買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会>◇最終日◇13日◇女子予選ラウンド第3週◇千葉ポートアリーナ



世界ランキング3位の日本は、ネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド(R)最終戦を勝利で飾ることはできなかった。同2位のブラジルに0−3のストレート負け。予選Rを9勝3敗で終えた。


第1セットからパリ五輪銅メダルの強敵のパワフルなプレーに圧倒された。これまで再三流れを引き寄せてきた守備が崩され、得意の形に持ち込めず。サーブからもリズムをつくることができなかった。


アタッカーの石川真佑主将(25)も序盤は決定率を伸ばせず、チームトップの12得点も「なかなかいい状況をつくれなかった」と反省を口にした。開催国ポーランドと上位7チームによるファイナルRはウッジで23日に開幕する。負けたら終わりのトーナメント方式。石川は「これからはそういった(苦しい)シチュエーションも増えてくる。そこは成長しないといけないところ」と引き締めた。


ただ、予選Rは格上だったポーランドを破るなど、大きく勝ち越し。敗れはしたものの、世界1位のイタリアをフルセットまで追い込むなど手応えも大きかった。「千葉大会も本当に良いゲームがたくさんできた。チームとして前向きに捉えて、全員で勝ちに行くことを忘れずにやりたい」と、収穫と課題を次につなげていく。


銀メダルを獲得した前回大会超えを目指し、アグレッシブな姿勢を貫く。準々決勝の相手は未定だが、「どこが相手でも自分たちのプレーをしたい」。ポーランドの地でも、粘り強い日の丸のバレーを見せつける覚悟だ。

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